スポーツ系のおクルマでちょい走りされるお客様からも時折オーダーいただく商品があります。
オイルじゃありません。冷却水です。ウォッシャー液みたいな色でしょ。
YACCO LR-35
なんとノン希釈タイプで5Lボトルというあまり見ないパッケージ。
DUCATIや一部のバイクショップ、レースシーンでも密かに採用される優れモノです。日本での凍結温度にはまず問題なく、かといってヒートシーンでもしっかり冷やしてくれ、当店のお客様からもアイドリングがかなり落ち着いたという感想をすでにいただいております。
今回長寿命のGM指定の冷却水が入っているクルマのものをこのLR-35に入れ変えました。
排水1回目)これで古い冷却水を排出すると赤茶色のものが出ました。(当然です)
カマロなのでGM指定のデキシクールが入っているはずなので
冷却水はピンクかオレンジ色なんだけど・・・
排水2回目)水道水を突っ込んだ後に出てきたのは、透明な水と・・・
ここで終了ってわけにはいかんでしょってことでフラッシング剤を投入。
排水3回目)ピンク色のDJラジエタークリーナーをぶっ込んだ後
もういいだろーということで一回組み上げました。
実は排水洗浄作業とあわせて既にサーモスタットやロアホースが交換されていますが・・・
排水4回目)というか、
エア抜き過程で噴出した水が、まだこんな色
悲しい色やね♪
ラジエターのコアの詰まりとかも心配ですがようやくエア抜きが完了したかをしめすごとく、オーバーフローが無くなり水温もある程度の落ち着きを取り戻しました。
直接の原因はロアホースとサーモスタットハウジング部接続部からのわずかな水漏れと思われ、
冷却水の量減少(すなわちエア混入の蓄積)にいたり、いつもよりヒート気味に水温が推移した模様です。
バンドが緩むことはありますが、ホースもゴム硬化により新旧ではこんな違いが!!
同じ位置と角度に持ってきたとしてもやっぱり新旧ホースの長さに差が出ていました。
できるだけ早い段階でラジエターのオーバーホールもしくは交換をお勧めしますが
冷却水の力を頼りにするなら、いくらロングライフでも来年もう一度入れ替えるくらいの気持ちでおクルマを労ってやってください。♪
それでは、そろそろコレにてm(_ _)m
ジャガジャガジャガ~~ジャジャン★♯
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